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今週の儲かる繁盛店の視点 今週の儲かる繁盛店の視点Vol.13「仕組みが定着する会社と定着しない会社の違い」

 
第13話:「仕組みが定着する会社と定着しない会社の違い」
 最近、相談でお見えになりました経営者の方から、多く質問されるのが、「うちは中々仕組みが定着しないので、どうすればいいのか?」とか「人事異動で人が変わるとまた最初からやらないと元に戻ってしまうのでどうしたら良いものだろうか?」とご相談が後を絶ちません。

 

「定着させるというより そのきっかけ作りはどうすればいいのか?」という初歩的な段階から解っておられない状態で来られる方も多く、果たしてどう説明したら納得していただけるかは企業ごとに諸事情も異なるため、中々一言で説明するのは難しいと言えます。

 

そこで今日は、「仕組みが定着する会社とそうでない会社」の違いについてお話しします。

 

 

新しい仕組みを導入して定着できないのには、いくつかの共通点があります。
本などの情報を鵜呑みにして、やれば出来ると考えている会社。

目的手順が明文化されていない会社。

仕組みを入れることが目的になっている会社。

定着しないことを社員のせいにしている会社。

社長がPJに参加せず部長から報告を受けている会社。

プロジェクト目標はプラスαと考えている会社。等々

 

反対に、仕組みを早期定着させ広げることができる、会社の共通点は、
自社にあった仕組みを見極めた上で ノウハウをが明確になったものだけをやっている会社。

 

一過性の話題に捉われない会社。

手柄を社員に立てさせるような手配準備を怠らない会社。

従業員に目的をはっきり宣言している会社。

数値をしっかりトラッキングしている会社。

定期進捗報告をしている会社

社長がPJに同席する会社

目標を達成させることを社長が必死に考えている会社。
などがあげられます。
 売上を上げるしくみひとつとっても、本に書かれた内容は、実際の導入手順であるとか、それに必要な道具やその使い方まで書かれていません。

 

本を読んで出来るぐらいのことなら、町中が繁盛店で一杯になるわけなんですが、実際はそうはならないのです。
実際に取り組むにあたり、まず、社長が目的を従業員にはっきり伝え協力をお願いすることがスタートラインです。

特に、新しいことを始めようとする時は、その切り出し役は社長以外いません。

 

理由は簡単で、従業員には、新しいことをやって失敗して会社の責任を取れる立場にないからです。

 

ですからほとんどの従業員は「やったふり」をして終わりにしたいのです。
「新たな仕組みを入れて成功させたい」ということを積極的にやろうとする従業員などいないということを解っている社長ならば、生半可な知識で 新しいしくみを導入しようなどとしません。

 

 新たな仕組みを導入するには、ちゃんとプロジェクトを組んで、社長が覚悟を決めて用意周到にやれば、その姿を見た従業員はついてきてくれます。そして少しずつ動き始め、売上を引き上げていくようになるのです

 

こんな 至難の業をやってのけるのですから、その先の功績にメディア注目し取り上げるのはむしろ当たり前と言えます。

 

大事なことは
「日々、儲からない作業ににかけるムダをすぐに止め、従業員がこの武器があったら出来そうだ、こんなツールさえあれば会社を社長の理想に近づけることが出来そうだ。という環境を与えて動かす周到な準備をしてから始めることです。

 

さて、貴社の仕組みづくり状況はどうなっていますか?

 

 

 

本日も、最後までお読みいただきありがとうございます

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