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今週の儲かる繁盛店の視点 第86話:「10年後に小売りチェーン勝ち組になるには」

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第86話:「10年後に小売りチェーン勝ち組になるには」

 
 10年前といえば、前職の西友は、バブル崩壊後何度も苦難の道を通り、最終的にウォルマートの提携を選択しました。

 そして10年後の今、けして接客販売が上手い訳でもなく、特別にいい商品ばかりを売っている企業ではありません。

 その姿は、ボロボロの店から徐々に、店舗はきれいになり、整備され、商品品切れも少なくなってきていいます。

 目を引くような催事とかPB開発などは殆どやらず店員は少ないけれども、平均的な接客接遇はだれもができる仕組みにようやくなってきた状態であります。

 傍目から見ればまだまだ ヨチヨチ歩きの危なっかしい状態であることは否めません。 

 

 しかし、増収増益を続けウォルマートグループの各国と比べても引けをとらないぐらいの成績をたたき出しているのは紛れも無い事実であります。

 そういう意味からいきますと、商品力・販売・サービス力を上げるという伸びしろを 持っていますからさらに成長枠を活かし、利益を出し続ける戦略を構築できるわけであります。

 

 10年前に日本に進出してきたアマゾン、イケア、コストコ、メトロ、といった、外資リテーラーの共通点は、その利益を生み出すローコストオペレーション力を武器に日本国内で店舗を増やしつづけています。 

 つまり、今、起きていることは10年後の縮図であるということです。

 

 一方で、国内のGMSやスーパー他のチェーンストアはどうでしょうか?

 消費回復が遅れているという言葉に甘んじて、真の改革から目を背け、新PBや目新しいことで、メディア紙上を賑わすことに翻弄され、毎年利益を毀損してしまっていることが一番の課題であるといえます。

 これまで、日本の小売業において、タブーとされてきた「レイバースケジュール」や「人時管理」が単なる「コストカット」や「リストラ」と混同され着手が遅れているのも事実です。

 もはや外資リテーラーでは当たり前の機能で、人時管理=小売りのグローバルスタンダードといえます。

 

 今は店舗数は少ないチェーンであっても10年後は 今から人時管理を使いこなすように、なれれば店舗数を増やすことができるのです。

 そこでは、店舗改革を武器としたローコストチェーンストアが半数を占め、アマゾンに代表されるインターネット通販の二極化の世界に変っています。

 残念ながら、それ以外は姿を消すということが想定できます。

 

 というのは、たとえ今、3店舗でもこのオペレーション体制が再現できれば、オペレーションコストが下げられない大手中堅チェーンの撤退居ぬき物件や人材が相当数でて来るのは必至であるからです。

 

 つまり、現時点の売上規模には一切関係なく、たとえ現状3店舗であったとしても、十年後は100店のチェーンになる可能性は十分あるのです。
 

 そこをターゲットとして今から活動してくことで、容易に6店、12店・・・100店と増やし続ける戦略がたてられるからであります。

 

 人を最大限に活かす仕組み レイバースケジュールをベースに「個店力最大化」で成長を踏み出す最大のチャンスが目の前にあります。
 今 ここで 貴社が築きあげたチェーンにさらに研きをかけ先頭集団のトップに躍り出てください!

 

 今は、まだ準備ができていなくても、そういう会社にしていきたいという、情熱ある皆さんが集まり成功を手にされておられます。

 
 
 さあ、次に「個店力最大化」で成功するのはあなたの番です。

 

 

 

 今日も 最後までお読みいただきありがとうございました。

 
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