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今週の儲かる繁盛店の視点 第136話:「成功するプロジェクトと失敗するプロジェクトの違い」

136話1

 
「なんとかもう少し、利益が残らないものかと・・・毎年決算の時期になると胃が痛いんです。」あるチェーンの社長からのご相談です。

 
——-何か、いま特別に取り組まれてることはありますか?

 
「商品ロス管理です。しかし、やれと指示しても、毎週チェックしないとダメなんです。ここ半年で少し良くなってきたのですが・・・」

——-チェックや原因究明に時間をかけてはダメです。人の行動に依存しないで結果を変える仕組みをつくることです。ときっぱり申し上げました。

「チェックなしで、数値は変わるのですか?」という声が聞こえてきそうですが、

みなさんもご経験があると思いますが、言えば言うほど、やらされ感とガチガチルールに縛られ、動きは鈍くなります。お客様に対しても冷たくて、最低限の行動しかしなくなります。

人の行動に依存するからこうなるので、そこでは、だれでもわかる手順で、自由な発想が沸きだし、店舗が盛り上がるような仕組みが必要となります。

「そんなことができるのでしょうか? 」と声が聞こえてきそうですが、

企業が成長し、店舗数が増えると、指示や連絡事項だけで動かすことが難しくなってきます。その理解の仕方に店舗格差がでるため、結果にバラつきが生じるのです。
 

これを経営として、ひとつにまとめていくには、もうひとつの共通言語が必要となってきまます。

例えば、商品ロスの昨日の結果は、良かったのか、未達だったのか?これが数字や色で、言語化・可視化されていれば、気をもんでチェックしなくても、各個人はそれを見ただけで、「赤色は何を示しているのか?青色には何をすれば変わるのか?」と行動するようになります。

商品ロス管理だけでなく、人件費もあわせて言語化・可視化していくことで人時売上も結果はおのずと変わってきます。

 中小のチェーンの経営者の中には、この手法に着目し、社内の士気と利益を上げてきているとこがあります。ほとんどが、無理なく、無駄なく、一定のペースで利益改善を成し遂げていて、中には、売上営業利益率が2倍になっている企業もでてきています。

 

 詳細は、セミナーでお話ししてますが、

数百店舗あるチェーン企業でも、数店舗の企業にも、まず1店舗で完璧なレベルの店を作っていきましょうと申し上げています。

プログラムが始まって数カ月たちますと、初対面でお会いしたとき、苦悩に満ちていた運営部長の表情が変わり、笑みがこぼれ始めます。

また、該当店舗の店長の取り組み気迫が伝わってくる。といった変化が現れます。

将来V字回復を成し遂げたた貴社に「ガイアの夜明け」などの番組から取材依頼が来るかもしれません。

 この店長の姿を撮ってもらえば、貴社の良いところのすべてが表現できることを想像いただければいいと思います。
 しかし、このような、店舗オペレーションの変革手法は、競合他社からマネることができません。

なぜならば、什器、商品、設備、販促といった、外見はまねることができても、その運営方法は、一日中追跡し分析してみなければわからないからであります。

まして、そこで成功してるチェーンであれば、それは企業秘密であり永久に明かされることはありません。
 こういったことに、気づいておられるチェーンの社長は、経営改革の手法ついて自ら探す行動をとっておられます。

 最近では、拙書をお読みになられて、弊社に直接お問い合わせされる方もおられるのですが、導入手順をご理解いただくために、まずは セミナーか個別相談をお申し込みください。と申し上げております。
 

 さて、貴社では、盛り上げる改革プロジェクトでV字回復する準備はととのいましたでしょうか?

 

 今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 


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