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今週の儲かる繁盛店の視点 第97話:「店舗のAI化で成長する企業と停滞する企業の違い」

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第97話:「店舗のAI化で成長する企業と停滞する企業の違い」

 

 

 
 「セミセルフレジ、とか、レジスケジュールプログラムとかの問い合わせが多いんです、でもですね、各チェーンさんの作業のムリムダ改善のほうがよっぽど削減チャンスがあると思うんですけどね。」 とある設備メーカーの幹部との談話です。

 
 製造業はこういったとこから改善していくのですが、チェーン各社では、この課題が未だに解決できていないのが実情です。

 

 

 「人がいない、人がいない」といいながら、こういうムダには目を向けず、レジ機器の高スペック化や採用年齢の70歳に引き上げ、問題を先送りをしている大手チェーンの先行きは不透明であります。

 

 

 5年経ったら、75歳に引き上げるのでしょうし、レジのセルフ化は益々進むことでしょう。

 

 

 10年はどう考えてももたないわけです。

 

 
 そういう意味では、大手のやり方は参考にならず、中小のチェーンであるからこそ、独自の準備は、今すぐにでも始めておく必要があると考えています。

 

 少し前に話題となった、ソフトバンクのペッパー君も、家電売場や不動産店やスマホ承りとかで活躍してます。

 

 もし、これをチェーンストアの店舗にいれてみたら生産性はどうなるでしょうか?
 超大型ショッピングセンターや百貨店であれば、ご案内係があるので、その分をAIロボット化できますから生産性はあがります。

 

 一方で、スーパーマーケットでペッパー君のようなロボットにやってもらいたい仕事は、商品加工、商品仕分け、陳列といった作業です。

 店舗の実作業の8割はここに集中しています。

 

 仮に24時間働いてもらえば、なんと、3人分にあたる6000人時が浮くこととなり、年間で600万円もの人件費を、他にまわし投資することができるわけです。

 

 肝心のペッパー君の一台の導入コストをみてみますと、本体価格20万+メンテナンス費が3年間で80万です。

 なんと、年間50万円で働いてくれる、大変お安いロボット君なのです。

 

 但し・・・

 

 ※掃除や皿洗いなどの家事全般はできません。
 ※物を運ぶように設計されていません。
 ※階段上り下りと段差が越えられません。etc

 

 と、注意書きがありますので、現時点では、作業用ではなくて、ご案内用となります。

 

 自動車業界では、運転支援システム搭載車は実用化され、車の自動運転化がまもなく実現されようとしています。

 

 店内の自動商品陳列ロボットや生鮮食品加工ロボットといった労働集約産業へのAIロボット導入も夢ではありません。

 

 それにはプログラミングする作業指示が必要となります。

 

 作業指示書の詳細については、セミナー個別相談でお伝えしてますが、
 

 

 今からムダの無い作業指示書を作り準備しておくことで、一気に人時生産性をあげ圧倒的な差をつける日はそこまできています。

 

 さて、貴社ではその準備はできていますでしょうか?
 
 
 
 今日も 最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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